部屋とマンドリンと私

フラットマンドリン・作曲・編曲・DTMのブログ

忙しい人におすすめ!「15分でできるマンドリン基礎練習」② 〜左手編〜

こんにちは、カレンダーはiPhoneのデフォルトカレンダーを使う派、あべです。

今回は、学校やお仕事で忙しい人のために

簡単にできる基礎練習をご紹介します。


今回は左手編です。

※右手編はこちら

www.kawausomando.com


コンセプト


忙しい人は「手短に、満遍なく、効率的な練習をする」ことが大事だと思います。

なので結構機械的な練習になっております、苦手な方はご了承ください。


今回紹介する方法は特に、こんな人に効果があります。

  • スケール練習してるけど、効果あるのかわからない
  • 音が綺麗にならない...
  • 運指の見た目が良くない(バタつく)


基本的な方法は、弦を弾くタイミングと弦を抑えるタイミングを確認し

最適なタイミングで弦を抑えるようにするというものです。

ちょっとだけ具体的に言うとメトロノームを使わずに各運指パターンを

一つづつ、綿密に確認していくという作業になります。


これから紹介する練習は、いかに一音を綺麗に鳴らすかという趣旨のものです。


事前確認


まずは各指と各フレットの割り当てを行いましょう。

今回は7フレットまでの確認をしていきたいと思います。

指の割り当てはこんな感じ


  • 1, 2フレット: 人差し指
  • 3, 4フレット: 中指
  • 5, 6フレット: 薬指
  • 7 フレット: 小指


これを守ること!

次のセクションからの譜例では必ずこの運指で弾いてください。


基本的な練習方法


練習のルール


  • 弦をならすタイミングと同時に押さえることを意識する(早すぎても、遅すぎてもいけない)
  • 鳴らしているフレット以外は、押さえない
  • 一音、一音ちゃんとなっていることを噛み締めて次へ行く
  • テンポよくやろうとか、メトロノームで早くしながら、とかは考えない(この練習の趣旨とはずれるので)


ルールを確認したら、譜例に従ってガシガシ弾いていきましょう。

とりあえずここにはE弦の譜例だけ上げておきます。2~4弦についても各自やりましょう。

PDF版はこちら


※長いので途中で切ってます。続きはわかりますよね...? PDF版では最後まで記載しています。

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中級、上級者向けへのTips


  • ハンマリング・オン/オフを使って同様のことをやってみよう
  • スライド・アップ/ダウンを使って同様のことをやってみよう
  • 弦をまたぐパターンも考えてやってみよう


以上です。今回は運指を見つめ直して綺麗な音だせるようになろうよ、というお話でした。

早く弾くことに目が行きがちですが、こういう地味な練習のほうが

すぐに効果が出たりするんですよね。

急がば回れって感じですかね。


ではまたー。


参考書籍

神の本。

Mike Marshall's Mandolin Method-The Great Book of Finger Busters