こんにちは、カレンダーはiPhoneのデフォルトカレンダーを使う派、あべです。
今回は、学校やお仕事で忙しい人のために
簡単にできる基礎練習をご紹介します。
今回は左手編です。
※右手編はこちら
コンセプト
忙しい人は「手短に、満遍なく、効率的な練習をする」ことが大事だと思います。
なので結構機械的な練習になっております、苦手な方はご了承ください。
今回紹介する方法は特に、こんな人に効果があります。
- スケール練習してるけど、効果あるのかわからない
- 音が綺麗にならない...
- 運指の見た目が良くない(バタつく)
基本的な方法は、弦を弾くタイミングと弦を抑えるタイミングを確認し
最適なタイミングで弦を抑えるようにするというものです。
ちょっとだけ具体的に言うとメトロノームを使わずに各運指パターンを
一つづつ、綿密に確認していくという作業になります。
これから紹介する練習は、いかに一音を綺麗に鳴らすかという趣旨のものです。
事前確認
まずは各指と各フレットの割り当てを行いましょう。
今回は7フレットまでの確認をしていきたいと思います。
指の割り当てはこんな感じ
- 1, 2フレット: 人差し指
- 3, 4フレット: 中指
- 5, 6フレット: 薬指
- 7 フレット: 小指
これを守ること!
次のセクションからの譜例では必ずこの運指で弾いてください。
基本的な練習方法
練習のルール
- 弦をならすタイミングと同時に押さえることを意識する(早すぎても、遅すぎてもいけない)
- 鳴らしているフレット以外は、押さえない
- 一音、一音ちゃんとなっていることを噛み締めて次へ行く
- テンポよくやろうとか、メトロノームで早くしながら、とかは考えない(この練習の趣旨とはずれるので)
ルールを確認したら、譜例に従ってガシガシ弾いていきましょう。
とりあえずここにはE弦の譜例だけ上げておきます。2~4弦についても各自やりましょう。
PDF版はこちら
※長いので途中で切ってます。続きはわかりますよね...? PDF版では最後まで記載しています。
中級、上級者向けへのTips
- ハンマリング・オン/オフを使って同様のことをやってみよう
- スライド・アップ/ダウンを使って同様のことをやってみよう
- 弦をまたぐパターンも考えてやってみよう
以上です。今回は運指を見つめ直して綺麗な音だせるようになろうよ、というお話でした。
早く弾くことに目が行きがちですが、こういう地味な練習のほうが
すぐに効果が出たりするんですよね。
急がば回れって感じですかね。
ではまたー。
参考書籍
神の本。
Mike Marshall's Mandolin Method-The Great Book of Finger Busters