こんにちは、平成最後の誕生日を迎えました、あべです。
今回は、学校やお仕事で忙しい人のために
簡単にできる基礎練習をご紹介します。
今回は右手編です。
※左手編はこちら
コンセプト
忙しい人は「手短に、満遍なく、効率的な練習をする」ことが大事だと思います。
なので結構機械的な練習になっております、苦手な方はご了承ください。
今回紹介する方法は特に、こんな人に効果があります。
- 右手の練習って何したらいいのかわからない
- 移弦があるフレーズが苦手
- 最近練習サボり気味。手軽なリハビリ方法はない?
基本的な方法は、G弦、D弦、A弦、E弦のうち2つを選んで、
その2弦の組み合わせでいろんなパターンで練習していきましょう、という感じです。
簡単ですが、きちんと最後までやって継続したら右手がぬるぬる動くようになります。
用意するもの
- メトロノーム
- 紙
- ペン
チェックシートを作ろう
まずはこんな感じの表を紙に書きます。
こいつはチェックシートとして使っていきます。
グレーになっている部分は開放弦の音に対応していますね。
- E : 1弦
- A : 2弦
- D : 3弦
- G : 4弦
順序が違うものは別パターンと考えると、2弦の組み合わせは12パターンあります。
基本的な練習方法
まずは上の表の1番から順に練習してきますが、言葉で伝えるのが難しいんで譜面でご確認ください。
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1番の譜面
弾いてみたらなんとなくわかると思いますが、E→Aに移弦する拍が一つずつずれていってますね。
ちなみに4番のパターンだと1番と鏡合わせの逆パターンのようになります。
4番の譜面
残りの弦の組み合わせについてもこれらの譜面のような4パターンをがしがし弾いていきます。
つまづかずに弾けるようになったら先ほどのチェックシートにチェックをしていきましょう。
練習する際の注意事項
絶対遵守です。これをやらないと効果が無くなります。
- メトロノームを使う
- つまずいた場合は再度挑戦するか、テンポを落とす (音が切れてしまう、ビビる、隣の弦を弾いてしまったetc.)
中級、上級者向けへのTips
- テンポを上げてみよう(または倍速で弾いてみよう)
- 譜例の4パターン以外にもパターンあるよね?
- 1小節8音に縛る必要ないよね?(2拍3連、2泊5連、2拍7連もやってみよう)
- シャッフルのリズムで弾いてみよう
- スタッカートで弾いてみよう
- テヌートで弾いてみよう
- 1-12の順番にやらなくてもいいよね?チェックシートを上手く使おう
以上です。テンポよくやれば15分くらいでチェックシート埋まるようになると思います。
この手の練習ってやるけど偏ったりするので、こんな感じで網羅的にやるのがコツです。
ではまたー。
参考書籍
Mike Marshall's Mandolin Method-The Great Book of Finger Busters