部屋とマンドリンと私

フラットマンドリン・作曲・編曲・DTMのブログ

【MIX】ヴォーカルトラックの編集について

こんにちは。あべです。

下記サイトの「EDITING CHECKLIST」要約してみました。
(ちょっと補足も付け加えたりしています。)

出典 How to Mix Vocals

www.musicianonamission.com

1. セッションを整理する

どこに何があるのか分かるように、オーディオファイルを整理する
(トラックの名前付け、色付け)

2. ラフミックスする

ここは完璧でなくてよい

3. トラックをきれいにする

トラックの無音部分をカットする
ノイズ、「吹き」、リップノイズ、ヘッドホンから漏れ出たバッキングトラックや
クリック音が含まれる可能性があるため

4. トラックの位相を揃える

複数マイクで録音したものに関しては、位相を揃えること(例えばドラムセット等)

5. トラックをグループ化

似たようなトラックをグループ化する(たとえばステレオで取ったギター等)

6. リズムセクションのタイミングを修正

リズムセクションのずれなどを手作業または動的(自動)に修正する。
(DAWのグリッドに完璧に合わせるという意味ではないことに注意)

7. ドラムをサンプルと置き換え

この手順はオプション。
もしドラムをもっと活き活きとさせたいなら、サンプルと置き換えることも検討する

8. ヴォーカルトラックのコンピング

ヴォーカルのテイクを切り貼りして、ベストなトラックを作る

9. ヴォーカルのピッチ修正

ピッチ調整をやりすぎないように注意。
気になる音のみを修正するようにとどめること。

10. ヴォーカルのタイミング修正

ヴォーカルのタイミングをおさまりの良いポイントに調整する

11. ハモリパートのタイミングをヴォーカルに揃える

きちんと揃えた方がMIXになじみやすくなる

12. フェードを作成

リージョンの開始と終了にごく短いフェード、またはクロスフェードを設定すること
(これをしないとリージョンの開始/終了時にノイズが発生することがある)

13. インプレイスバウンスする

編集したファイルをオーディオにバウンスする
CPU消費の節約になる
また、上記の修正を再現なく続けてしまうことを防止する